~ケンケツシテマシタノ~
2018年夏。
某課長の番組のブルーレイが出た。
何やら、ベスト盤を名乗り過去DVD-Box収録済のタイトルを被せてくる非道ぶり。
特典数点で楽して釣ろう大作戦なんだろうけれど、釣られる方は損した気分よね。
釣られなきゃいいんだろうけど。
そんなタイトルの中に混ざってたのがこのタイトル。
アドベンチャー寄りのゲームはネタバレされると意味がないので、DVD時もこのタイトルだけは観なかったんだけど、ここにも収録されてしまうという。
なら、やっておこうかと。
当然のように買ってあり積んであったこのソフトを手に取る。
PS版ではあるが。
大まかなゲーム性は知ってはいたし、買った時味見程度に触ってはいる程度から。
取り敢えず、ここでは「クロックタワー」タイトルは知っているけど、実際どんなゲームなの?という人向けのレヴューという感じをメインに、紹介日記な感じを目指していく予定。
動画のタイトルは『鋏と塔の高いところ』。
野暮ながら解説すると「バカと煙は高い所が好き」と「バカと鋏は使いよう」を足して更にクロックタワーの「塔」の要素を足したタイトル。
鋏と高さで、バカを表現。
そして第1話のタイトルは「悲鳴」。
物語の序章なイメージ。
今回旅をするゲームは『クロックタワー』のPS版。
元々スーパーファミコンで出た名作アドベンチャーを、パソコン移植を経てプレイステーションに移植したもの。
当時ヒューマンからは、パニック系映画をモチーフに採ったような魅力的なゲームがいくつか出ていて、そのシリーズの一作。
動画では、その辺りの説明をしゃべりつつ、ムービーからオープニングへ至る。
このゲームの基本操作は、方向キーでカーソルを動かして、ボタンを押す流れ。
マウス対応で、マウスポインタをコントローラで動かすイメージ。
写真のようにコマンドを選ぶのもこのスタイル。
画面の中で、調べられるところにカーソルを合わせると形が変わるので、そこでボタンを押すと、調べられる。
主人公の左の何もない空間で押すと左に移動、右で右へ移動。
キャラクターそのものを直接動かせないところが、怖さを醸し出していてよい。
オープニング静止画に載せて、文字で序章が語られる。
ゲームの舞台が9月なので、9月に日記を書き始めたが、全部解説終わるころには10月に入っていそうではある。
主人公は、孤児院育ちの女の子。
施設の友達とともに、いっぺんに養女の話が来て、引率の先生と共にお屋敷へ向かう。
何故か歩いて。
町から遠くないのであろうか。
お金持ちなら車で迎えに来てくれてもよさそうなものであるが。
ゲームの基本的な流れは、画面の中をカーソルを動かしまくって反応するところを探し、調べて回る。
ゲームクリア上必要な演出もあれば、特段意味はなくプレイヤーを驚かせるためだけの演出などもある。
主人公は、歩くことと走る事が出来るが、走ると疲れてしまい疲れた状況で、ダメージを受けると死ぬこともある。
立ち止まっていれば、座り込んで回復できる。
最初のうちなので、万全な状態で移動しようと、歩きベースで回復しつつ移動しているが、基本走りまくって疲れまくっていても、だいたい平気だったりはする。
この動画第1話では、本当に基本的な事しか紹介していない。
バスタブ+トイレ。
便器でカーソルが変化したため、使用を促してみた結果。
←
無念。
このゲーム、何周もすることが前提に作られている。
なので、調べても特に意味のない場合も少なからずある。
これは2周目以降アイテムが入っていたりするところ。
部屋の繋がりなんかも、一部入れ替わりがあったりする。
まぁそんな複雑でもないので、マップを書いて臨むほどの屋敷でもないけどね。
動画には、バグっぽいシーンも収録されちゃっている。
棚の中にカーソルがあっているのに、棚の上を調べちゃったりね。
このゲーム、普通にプレイしていて、こういう事が何度かあった。
本来調べているところと違うところが反応する事態。
クリアに必要な部分で起こることもあるため、行き詰まったらすでに試した行為も繰り返してみると、正しく反応して進めるようになる場合もあるかも。
・・・で。お風呂。
ホラーの定番シーン。
風呂場での惨殺シーン。
シャワールームのカーテンをシャッと開けると・・・お友達が死んでいる・・・。
服を着たまま。
や。ホラーなんかの場合、残酷シーンでレーティングが上がってしまうので、折角なので女性は裸で死んでいることが多いんだけど・・・。
流石に家庭用ゲームでは着衣のままでした。
・・・ということで、敵役シザーマンとの対決編は次の動画で解説いたします。
まて!次号!近日公開。
※ここのページに編集追記で増えていきます。
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第2話
『わたしのデスを数えましょう』
野暮ながら解説すると、小柳ゆき「あなたのキスを数えましょう」から。
動画は、最初に襲われたシザーマン化に逃げる様子に特化した15分。
普通、この手の最初に襲われた時の対処法は、簡単にいなせるように作られているものなのよね。
基本的な考え方を示して、だんだん難しくなる…。
ただ、このゲームは、最初から殺しに来る。
袋小路に逃げちゃったら死。
部屋に逃げて、鍵をかけても無駄。
隠れても無駄…。
ただ、逆に解釈すると、そういうゲームなのであ。
このゲーム、常にシザーマンから逃げて逃げて逃げまくるパズル的ゲームではなく、謎解きメインで、シザーマンに襲われる回数は多くない。
出会ってしまったシザーマンをやり過ごすゲームであり、ホラーとして、いかに殺されるかを楽しむゲームな一面もあるわけで。
映画なら、主人公以外の殺されっぷりを楽しむのがホラーなわけで。
それをゲームなら、主人公の死にっぷりに置き換えられるという指向。
なので、写真や文章でこまごました解説はあえてしない。
動画や実機のプレイでお楽しみください。
第3話も近日公開(現在絶賛アップロード中)
※ここのページに編集追記で増えていきます。
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第3話
~鍵~
前回からだいぶ時間がたっちゃったけれど、解説日記の続き。
第1話で導入部分の紹介。
第2話でシザーマンの紹介。
そして第3話では、このゲームの進め方というような部分の紹介となるのかな。
真っ先に語るべき内容かもしれないけれど。
脱出するために、館の謎を解くゲームではあるんだけれど、まぁぶっちゃけ「鍵」を探して「部屋」を探索するゲームと言える。
部屋に入り、カーソルが変化する所を探り反応を見る。
鍵や鍵以外のアイテムを入手。
まぁ当たり前という場そうなんだけどね。
鍵の位置は動画を参考に・・・ならないこともあるのよね
このゲーム、何周もすることが前提に作られていて、何種類もルートが設定されている。
動画の位置に鍵がないこともあるし、使う扉も別の場合もある。
なので、こんな感じに探していくゲームですという一例位の見方をして欲しいかな。
拾うアイテムもルートによっては使わないで済むものも少なくない。
なので、この手のゲームが得意な人は「今拾ったこのアイテムを使う場所を探そう!」という考え方をしてしまいがちなんだけど、その考え方は却って進めにくいかもしれない。
使わないアイテムもあると割り切って悩まないことも大事。
ある意味リアルよね。
実際館を探索したとき、使えそうだと判断して確保した道具を使う場所があるとは限らないんだから。
そして、大事な部分もう一つ。
ゲームを進めていくと、お友達の死を確認してしまうシーンがある。
PS版の取説にはヒントとして載っているんだけど、このゲームは友達の死はなるべく確認しない方がいい。
死を確認してしまうと、死んでることになっちゃうけれど、確認しなければ生きている可能性もあるわけで。
この手のゲームは、隅から隅まですべての調査を行い、すべて把握してクリアすると真のエンディングに至りがちなんだけど、このゲームは知らないでおくべき情報は知らないように立ち回るのが大事になってくるという変わったスタンスとなっている。
何周かしてここを調べると死体を発見してしまうかもしれないから調べないでおこう・・・的な立ち回りが必要ということね。
また、それ系で言うと…。
このゲーム恐怖の演出の為だけにあるギミックも結構ある。
ゲーム的には特に意味のないシャンデリアが落ちて来たり、電話線の切れている電話が鳴ってたり、考えても答えのないヒント。
深く考えたら、却ってわからなくなるので、そういう演出なんだと受け入れるのがいい気がする。
クロックタワーはこんなゲーム。
こんな感じに楽しむのがいいかも!って紹介が目的なので、ゲーム動画的には最終回!
待て次号!
・・・・・・・・・・・・最終話
連打 せずには いられない
攻略動画ではないので、動画は中盤までの紹介までで、一番おいしい所は実際にプレイして欲しいというスタイル。
動画中でも語っているけど、このゲーム何パターンかの解法があり、この動画の位置にアイテムが無かったり、この動画と部屋の位置が違ったりということもあるわけで。
なのでルートやアイテム入手の手順を解説するより、プレイ方針の解説の方がクリアの助けになるのかなと。
このゲーム。
タイトルは有名だけど「難しい」という評判もたってしまっているので、手を出しにくいという部分が少なからずあると思うのね。
このゲームの一番難しい部分は、何するゲームなのか分かりにくいという部分だと思うのですよ。
そこを…何をするゲームなのかが分かればそんなに難しいゲームでもない。
シザーマンに常に追いかけられて、「油断→即→死」なんてゲームではない。
そんなゲームではないけど、そんなイメージだったんじゃないかなと思うわけで。
もっとも、全部のエンディングに至るとなると、攻略本とか攻略サイトを参考にしないと厳しいけどね。
なのでこの4本目の動画では、ちょっとしたシーンを収録してたり。
写真のシーンも、ヒントがわかりにくくて、何度も襲われた部分の紹介。
・・・
他にも、ひとつのシザーマン撃退ポイントを使いまわす検証とか。
プレイするにあたって、大事なシステムの紹介が遅れてしまった。
RSIシステム。
オチは、写真でばれちゃっている通り。
どんなDAIGOだよ…って突っ込みたくなるけれど、こちらの方がかなり早い…と思う。
DAIGOが17歳以前から例の芸風を備えており、何かの折に開発者の目に触れた可能性までは否定しないが。
閑話休題。
自キャラのアイコンの背景の色が目まぐるしく変化しパニック状態に陥っているとき、なんでもかんでもボタンを滅茶苦茶連打すると、ピンチを切り抜けられるシステム。
後半、このテクニックが必須になるのでここで紹介した。
RAPID SHOT IRREGULAR とかの略より覚えやすいけどな。
・・・ということで、一番おいしい展開を隠してエンディング。
ここから先の展開で…分かりにくいポイント…も、実はなくもないんだけど…
一度にアイテム2個使うシーンとか・・・。
まぁ某課長が分かったらしい仕掛けなのでみんなわかるだろう。
・・・っていうか、ゲームクリアしてから観たんだけどさ。
某課長のブルーレイ。
ベスト盤に収録されるほどの回とも思えなかったんだよなぁ。
まぁこのゲームやるいいきっかけにはなったけどさ。
・・・で。
昨年末発売されたボックスには「クロックタワー2」が収録されているわけで。
・・・「2」もクリアするまで、またBOX鑑賞できなくてお預け中。
ゲーム紹介動画は完結したけど、実は動画はもう少しだけ続く。
・・・・・・・・・・・・
【特典映像(!?)】クロックタワーの旅
ゲーム企画と散歩企画の融合。
ゲームゆかりの地へ赴き、ゲームゆかりの何かを探す旅。
それが『ゲームの旅』。
今回は【クロックタワーの旅】
ゲームの舞台は北欧だけど、ちょっと無報酬ユーチューバーが取材で行くには遠すぎるので、国内を検索。
「鋏」の字の付く地名を探す。
ちなみに「波佐見」という地名が長崎にあるようだが、北欧ほどではないけど、遠いので見送る。
結構さがしたんだけど、「鋏」という字を含む地名はここしか見つけられなかった。
埼玉県川口市の戸塚鋏という場所。
クロックタワーといえばシザーマン。
シザーマンは鋏男。
キーアイテムは「ハサミ」。
・・・ということで、ここ戸塚鋏町はクロックタワーゆかりの地であると言い張り、この地でクロックタワーゆかりの何かを探す散歩の旅。
もちろん、ゲームゆかりじゃない面白スポットも探しつつのいつもの散歩。
まぁ、何はさておき、食事である。
埼玉といえばウナギである。
ウナギは川越な気もするが、川つながりで川口もウナギで間違いないだろう。
・・・と、うなぎ屋を検索。
辿り着いた店は・・・動画をご確認ください。
一応、作戦としては「クロックタワー」なので、時計塔を探す方向で。
商店街でもあれば、交差点のオブジェなどに「時計塔」と呼んで差し支えないレベルの時計があったりするものだけど、住宅メインだからなぁ。
しかし、ここは散歩の達人。
住宅街とかもよく歩く身としての経験から・・・住宅地があるということは、公園があるということ。
そして、公園には時計がある(事もある)。
そして、公園の時計は、時計塔っぽいデザインのことが多い。
地図を眺めながら、公園をハシゴする。
また、良さげなスポットは水辺にあるという経験から、川沿いも歩く。
・・・・・・。
これがまた、どの公園も、同じ形態の時計ばかりでさ。
支柱に丸い時計がついているデザイン。
みんな同じコンセプトで作られた公園なんだろうな。
ちょっと、計算が狂った。
・・・なんてやっているうち、カメラトラブル。
カメラの容量が尽きてしまった。
コンパクトカメラでの写真を繋いでナレーションで動画を続ける。
SDカードを調達したり、コンパクトカメラの動画機能を使う手もなくもなかったんだけど、なんかもうね、時計塔が見つかる気がしなくて、容量尽きるトラブルの方がおいしいと思ったのも実際。
いろいろ面白被写体も見つけつつ。
時計塔を探す。
教会の看板を見つける。
ゲームの時計塔は元々教会の時計であったという設定があるので、教会に時計が掲げられていたらミッション達成!と教会を探すも・・・。
時計はなく…。
歩き歩いて、西川口の駅までついてしまう。
駅なら、高い所に時計の一つもあるだろうと、一縷の希望を抱いて到着するも見つからず。
・・・・・・。
どうしようかなぁ…と駅前を歩くと、変なオブジェを見つける。
ゲーム中の邪神の像に似た形だと言い張れないこともない。
などと考えていたら、もっと変な像を発見。
擬人化された動物の子供の像。
・・・これを異形の赤ちゃんと言い張り、動画ではまるまるカットされているけど、クロックタワーを象徴するキャラクターを駅前で発見と言い張り、ゲームの旅・クロックタワーの旅、ここに完結。
目的をもって旅をし、探す散歩。
コンセプトは面白いんだけど、なかなか動画や日記で面白さが伝わらないのよね。